二人の関係性を語る上で外せないのが、声優陣による繊細な演技アプローチです。
高嶺みおん役を務めた榎あづさ(放送当時は片岡あづさ)は、みおんの持つ圧倒的な華やかさと、内面に抱える脆さや乙女心を巧みに表現。ツンツンした態度から徐々に好意が漏れ出していく声のグラデーションは、まさに職人技でした。
対する日比野ワタル役を演じたのは、甘い美声と表現力に定評のある人気声優のKENN。普段の軽やかなトーンの中に、みおんへの深い愛情と芯の強さを滲ませるボイスワークで、ワタルのスパダリ(スーパーダーリン)っぷりを完璧に具現化しました。二人の息の合った掛け合いがあったからこそ、数々の名シーンが今も鮮烈な感動を残しているのです。