SNSや大手Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)を精査すると、「デートで行ったのに冷や汗が止まらなくなって途中退席した」「子供が上映開始5分で絶叫してパニックになり、抱きかかえて飛び出した」といった生々しい体験談が無数に投稿されています。利用者のリアルな告白から、どのような場面で恐怖の臨界点を超えるのかを浮き彫りにします。
ネット上の投稿で顕著なのは、近年の高精細LEDドームシアター(コニカミノルタプラネタリウムの「DYNAVISION-LED」など)の普及に伴う反応の変化です。従来の光学式プロジェクターによる柔らかな投影と異なり、最新設備は自発光LEDによる圧倒的な輝度比と黒の沈み込み、極限の解像度を誇ります。「あまりにも星がリアルすぎて、本当に宇宙空間に放り出されたような錯覚を覚え、全身が硬直した」「星が鋭利な光の針に見えて怖くなった」という、技術の進歩が皮肉にも恐怖を増幅させている実態が見て取れます。
また、ファミリー層から多く寄せられるのが「子供が暗闇で狂ったように泣き叫んでしまう」というトラブルです。幼児や小学校低学年の児童にとって、プラネタリウムの暗闇は「オバケが出る場所」や「親とはぐれて取り残される空間」と同義に感じられます。さらに、頭上を覆う巨大な天体が動く様は、発達途上にある子供の空間把握能力を超え、強烈な怪獣映画を見せられているかのような認知的ショックを与えてしまうのです。