粗悪なブレンド品や劣化したオイルを避け、確かな品質を手に入れるためには、パッケージに記載された情報を正しく読み解く必要があります。本物を判定するための5つのチェック項目を整理しました。
第一に確認すべきは「酸度0.8%以下」の数値表示です。高品質な生産者は酸度0.1〜0.3%前後という極めて低い数値を堂々とアピールしています。第二に、熱を加えず27度以下の温度で抽出する「コールドプレス(低温圧搾製法)」の記載があるかどうか。高温処理で無理やり搾油されたオイルは、香り成分や微量栄養素が破壊されてしまいます。
容器の形状も見逃せません。オリーブオイルの大敵は「光・熱・酸素」です。透明なペットボトルや薄いガラス瓶に入った製品は陳列中に酸化が進むため、濃い緑色や茶色の「遮光瓶」、あるいは缶・酸化防止ボトルに入っている製品を選ぶのが鉄則です。さらに、単に「イタリア産」とだけ書かれたバルク輸入オイルではなく、DOP(原産地呼称保護)やIGP(地理的表示保護)といった原産地保護呼称マーク、農園名や収穫時期の明記がある製品は、極めて高い信頼性を誇ります。