現在、熊本県山都町のゴルフ場跡地を訪れると、当時の面影は大きく様変わりしています。広大な敷地と日当たりの良さという旧ゴルフ場の地形的特性を生かし、矢部サンバレー跡地では太陽光発電(メガソーラー)事業への転用が進められました。
かつて緑鮮やかだった芝生のフェアウェイには、黒く輝く太陽光パネルが整然と並び、再生可能エネルギーを生み出すインフラ基地としての役割を担っています。閉鎖当初に懸念された放置による荒廃や土砂崩壊といった環境リスクは、ソーラー発電事業者による管理によって一定の整備が保たれているものの、かつて白球を追った場所が発電設備へと変貌した光景には、時代の移り変わりを実感せずにはいられません。