天文館の外観を象徴する球体内部に広がる名古屋市科学館 プラネタリウム(ブラザーアース)は、外径39メートル、内径35メートルのドームスクリーンを備えた世界最大級の天象儀です。光学式プラネタリウム「ユニバーサリウムIX型」と高精細デジタル投影システムが融合し、限りなく本物に近い漆黒の夜空と約9,000個の恒星を鮮明に描き出します。
ブラザーアースの最大の特徴は、録音音声による機械的な解説ではなく、専門の学芸員が全投影回を生解説で行う点にあります。その日の夜に見られる名古屋のリアルタイムな星空の話題から、最新の天文学トピックス、宇宙探査機の最新成果まで、担当学芸員の個性や語り口によって異なるストーリーが紡がれます。リピーターが後を絶たない理由は、まさにこの一期一会のライブ感にあります。
全席リクライニングシートは左右に約30度回転するセパレート構造となっており、隣の観覧者を気にせずリラックスして全天を見渡すことが可能です。2026年現在も定期的なプログラム刷新が行われており、一般投影だけでなく、大人向けの夜間特別投影やファミリー向け投影など、対象層に合わせたきめ細やかなプログラム構成が高く評価されています。