暖簾をくぐり店内に足を踏み入れると、まず視線を奪われるのがカウンターの上に大皿で並べられた色鮮やかなおばんざいの数々です。京町家おばんざいこはく おすすめメニューの筆頭は、なんといっても日替わりの「おばんざい盛り合わせ(5種・8種)」です。九条ねぎ、賀茂茄子、海老芋など、その時期に最も美味しい京野菜をふんだんに取り入れ、職人が丁寧に炊き上げた逸品を少しずつ多彩に味わえます。
「季節の炊き合わせ」では、上品な利尻昆布と鰹節の合わせ出汁が食材の芯まで染み渡り、口に含んだ瞬間に優しい香りが広がります。また、香ばしく炙った「生麩の二色田楽」や「自家製引き上げ湯葉のお造り」、ふっくらと煮付けられた旬魚の煮付けなど、酒肴としても食事としても完成された一品料理が充実しています。
これら繊細な料理を引き立てるのが、店主が自ら試飲を重ねて取り揃える京都 厳選日本酒のラインナップです。端麗辛口の定番酒からフルーティーな無濾過生原酒、ぬる燗で香りが花開く純米酒まで常時10種類以上がスタンバイ。スタッフにおばんざいの好みを伝えることで、最も相性の良いペアリングを指南してもらえる点も、日本酒愛好家から厚い支持を得る理由の一つです。