田宮五郎の急逝と壮絶な闘病|浅野ゆう子との絆と父の影

田宮五郎の急逝と壮絶な闘病|浅野ゆう子との絆と父の影

田宮五郎の急逝と壮絶な闘病|浅野ゆう子との絆と父の影にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

田宮五郎の半生を紐解く上で避けて通れないのが、父である大スター・田宮二郎の存在です。1978年12月、ドラマ『白い巨塔』の放映終了直前に猟銃自殺を遂げた父の死は、当時まだ11歳(小学6年生)だった彼と家族の運命を激変させました。

母は元女優の藤由紀子、兄は俳優やキャスター、英語教師として多方面で活動した柴田光太郎という芸能一家。しかし、父の莫大な借金や世間の過剰な好奇心に晒される中、兄弟は過酷な少年期を過ごすことになります。報道各社の取材データによると、田宮五郎は当初、芸能界とは距離を置き、飲食店経営や司法書士を目指して勉強を重ねるなど、堅実な一般社会での自立を模索していました。

転機が訪れたのは2006年、39歳の時でした。父と同じ「田宮」の芸名を背負い、俳優としての道を歩む決意を固めます。遅咲きの挑戦でありながら、NHK大河ドラマ『功名が辻』や『新・京都迷宮案内』、映画や舞台などで見せた渋みのある演技は、「親の七光り」という色眼鏡を瞬く間に払拭し、関係者から高い評価を獲得しました。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。