リセマラ初心者が最も陥りやすい落とし穴は、ネット上の「当たりランキングで1位のカードを1枚引いたからリセマラ終了」という短絡的な判断です。ここには、従来のスマートフォンゲームとカードゲームのゲームデザインの違いに起因する重大な盲点が存在します。
一般的なRPGアプリであれば、最高レアのキャラクターが1体いれば序盤のステージを無双できるケースがほとんどです。しかし、20枚デッキのカードバトルにおいて、デッキに1枚しか入っていないキーカードを初手や序盤に引ける確率は極めて限定的です。山札の底に眠ってしまえば、そのバトル中は一切使えずに敗北することになります。
同名カードを2枚採用していれば、初手に来る確率は跳ね上がり、1枚が倒されても2枚目でリカバリーが効きます。つまり、ランキング上位のカードが1枚ずつバラバラに3種類当たるよりも、ランキング2位のカードであっても2枚揃っているアカウントの方が対戦におけるデッキパワーは遥かに上なのです。
また、行動経済学の観点からも興味深い心理トラップが確認できます。リセマラに2時間、3時間と時間を費やすと、「これだけ苦労したのだから最高の結果(クラウンレアや神引き)が出るまでやめられない」というサンクコスト(埋没費用)の呪縛に囚われてしまいます。その結果、本来ゲームを楽しむための時間を浪費し、プレイを始める前に燃え尽きてしまうユーザーが続出しています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
デジタルメディア編集部として、膨大なデータとプレイヤー動向を分析した結果導き出した「リセマラを行うべきか否かの最終判断基準」を提示します。
【リセマラを徹底してやるべき人】
・完全無課金で対戦イベントの上位やランクマッチ上位を目指したい人
・序盤から勝率を高め、デイリー報酬の回収効率を最大化したい人
・友人やライバルとすぐに対戦して負けたくない人
⇒ 判断:12分の周回を惜しまず、メガルカリオexやピカチュウexなどの同名2枚(絵違い含む)が出るまで粘る価値が十二分にあります。
【リセマラを慎重に回避・即スタートすべき人】
・対戦よりもカードの収集や図鑑埋め、パック開封のワクワク感を楽しみたい人
・月額課金の「プレミアムパス」への加入を検討している微課金〜課金プレイヤー
・1回12分の単調な作業にストレスを感じ、ゲーム自体が嫌になりそうな人
⇒ 判断:リセマラは即座に切り上げ、1日2パックの無料配布を1日でも早く受け取り始める方が、長期的なカード資産形成において圧倒的に有利です。