長期金利の指標が上がったことで、金融機関各社の提示する条件にはどのような差が生じているのでしょうか。以下の表は、各行の公表資料や価格比較プラットフォームの定点観測データを基に、主要メガバンクおよびネット銀行における固定金利と変動金利の実情を体系的に整理したものです。
住宅ローン長期金利の推移を振り返ると、2020年代前半の全期間固定型は1%台前半で推移していました。しかし現在のメガバンク住宅ローン金利比較では、三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行ともに固定型の適用金利水準を相次いで引き上げています。一方、住宅金融支援機構が展開するフラット35最新金利動向においても、基準金利は1.8%台から2%近傍のレンジで高止まりしており、調達コストの上昇がダイレクトに反映されている実情が浮き彫りとなっています。
こうしたなか、長期固定金利のおすすめ銀行を探す際には、単純な金利表記だけでなく、団信(団体信用生命保険)の上乗せ保険料や保証料、事務手数料を含めた実質コストの精査がこれまで以上に欠かせません。対面相談の手厚いメガバンクと、手数料体系で勝負するネット銀行との間でサービス内容の二極化が進んでいます。