信子さまの若い頃は、洗練された気品と豊かな国際感覚を兼ね備えた令嬢として知られていました。聖心女子学院初等科・中等科を経て英国へ留学され、名門の家庭で培われた高い教養と語学力を身につけられました。当時の写真を見ても、清楚で芯の強さを感じさせる佇まいが印象的です。
寛仁親王との出会いは、信子さまがまだ16歳(高校生時代)の頃でした。寛仁親王は信子さまに一目惚れされ、出会った当初から求婚に近い言葉をかけられていたと伝えられています。しかし、信子さまがまだ未成年であったことや学業の途中であったことから、本格的な婚約内定までには約8年という歳月を要しました。
1980年(昭和55年)、信子さまが25歳の時に正式にご成婚が決まりました。皇室会議を経て行われた記者会見では、お二人の率直でユーモアあふれるやり取りが国民の間で大きな話題となりました。民間から皇室に嫁がれた信子さまは、彬子女王殿下、瑶子女王殿下の2人の内親王を出産され、三笠宮家を支える中心人物として歩みを進められました。