ブロッコリースプラウトの栽培に、大がかりな園芸用具や高価な土は一切不要です。最も手軽で衛生的な方法は、100円ショップ(ダイソーやセリア等)で販売されているザル付きの保存容器を用いた水耕栽培です。キッチンペーパーを敷く方法もありますが、種根がメッシュを通過して直接水に触れるザルタイプの方が、水の交換がスムーズで根腐れを防ぎやすい利点があります。
種まきの具体的なステップは以下の通りです。まず、必ず「スプラウト専用」と明記された種子を用意します(一般のブロッコリー種子は農薬処理が施されている場合があるため)。ザルの底面に種同士が重なり合わないよう均一に蒔き、種の半分が浸かる程度の水位まで水を注ぎます。種全体が水没すると呼吸ができず腐敗の原因となるため、水量の微調整が初期発芽の成否を分けます。
発芽するまでの最初の2〜3日は、アルミホイルや段ボール箱を被せて光を完全に遮断します。暗所環境を作ることで、植物ホルモンの一種であるオーキシンの働きにより茎が上へとまっすぐ勢いよく伸長します。室温が20度前後の環境であれば、種まき後24〜48時間で小さな白い根が顔を出します。