日本中を揺るがしたチッ反省してまーす 元ネタとなった一連の騒動は、2010年2月9日、成田空港からバンクーバーへ出発する日本代表選手団の姿から幕を開けました。当時21歳だった國母選手は、公式スーツの白シャツの裾をズボンの外に出し、ネクタイを極端に緩め、スラックスを臀部までずり下げた、いわゆるバンクーバー五輪 腰パンスタイルにドレッドヘア、サングラスといういでたちで現れました。
この姿がニュース番組や情報番組で放映されるや否や、全日本スキー連盟(SAJ)や日本オリンピック委員会(JOC)には抗議の電話やメールが数千件規模で殺到。「税金を使って行かせている代表の自覚がない」「日本の恥」「日の丸を背負う資格はない」といった激しい非難が列島を覆い尽くしました。これが世に言うバンクーバーオリンピック 服装問題の引き金となります。
事態を重く見たJOCとスキー連盟は、現地バンクーバーに到着した選手団に対して即座に服装の是正を指示。メディアが手ぐすね引いて待ち構える中、急遽セッティングされたのが、今なお語り継がれる運命のチッ反省してまーす 記者会見でした。カメラ数十台と無数のマイクが至近距離で向けられる密室で、歴史に残る舌打ちと問題発言が生まれることになります。