国際線ハブ空港である第3ターミナル駅最大の難所が、0時台から早朝4時台にかけての「交通空白地帯」への対応です。都心への終電は、京急線が品川方面行きで0時前後に終了し、東京モノレールも浜松町行きが0時10分前後で運行を終了します。これ以降に羽田へ到着したフライトや、早朝6時台に出発する国際線を利用する場合、鉄道路線以外の地上アクセス設計が旅の成否を分けます。
終電を逃した、あるいは始発前に第3ターミナルに滞在しなければならない場合の決定打となるのが、2階到着ロビーから連絡通路で直結している羽田エアポートガーデンの存在です。商業エリアのみならず、24時間営業の天然温泉施設「泉天空の湯 羽田空港」や大型エアポートホテルが直結しており、深夜到着後の仮眠やフライト前の休息場所として定着しています。深夜時間帯でもターミナルビル外へ完全に出ることなく屋内の専用連絡通路を歩くだけでアクセスできるため、悪天候時や極寒・酷暑の深夜でも安全かつ快適に移動できます。
さらに、第3ターミナルと第1・第2ターミナル(国内線)を行き来する際に欠かせないのが、ターミナル間無料連絡バスです。乗り場は第3ターミナル1階のバス乗り場(0番乗り場付近)に配置されています。この無料連絡バスは日中約4〜8分間隔という高頻度で巡回運行されているだけでなく、深夜・早朝時間帯にも特定ダイヤでターミナル間を接続しています。「国際線で深夜に着いて国内線第1ターミナルのカプセルホテルへ移動したい」「第2ターミナルの早朝国内線へ乗り継ぐ」といったケースでは、電車の始発を待つことなくこの無料シャトルバスを利用するのが最も合理的です。