映像作品での活躍が目立つ一方で、馬渕英里何が並々ならぬ情熱を注ぎ続けているのが舞台演劇の現場だ。所属するホリプロの舞台公演をはじめ、小劇場から大劇場まで様々な舞台に立ち、観客の目の前で生の感情をぶつけ合ってきた。カメラの前とは異なる、空間全体を支配する発声とダイナミックな全身の表現力は、舞台空間でこそいかんなく発揮される。
カメラの回っていないオフの場での彼女は、飾らない人柄と気さくな笑顔で共演者やスタッフから深く愛されている。現場を和ませるチャーミングな素顔を持ちながら、一度稽古に入ると一切妥協を許さないストイックな姿勢を見せる。この落差こそが、彼女の知られざる最大の魅力であり、共演者を惹きつけて離さない理由だ。