製作発表記者会見の席上、二人が並んで座る姿そのものが一つの事件だった。お互いの印象を聞かれた広瀬は、「環奈ちゃんが画面に映った時の華やかさと、その裏にある芯の強さにはいつも刺激を受けていた。今回、やっと正面から向き合えるのが本当に楽しみ」と語り、信頼の目を向けた。
一方の橋本も、「すずちゃんのお芝居には、いつもスクリーン越しに圧倒されていた。ライバルというよりは、同じ時代を走ってきた戦友のような感覚。彼女の熱量に負けないよう、私も全身全霊でぶつかりたい」と笑顔を見せつつも、その瞳には静かな闘志が宿っていた。互いを認め合う二人の言葉からは、生半可な気持ちでは臨まないという強い覚悟が伝わってくる。