日本のディナーショーシーンを牽引し続けているのは、時代を超えて愛される昭和・平成の歌謡曲界を象徴するトップアーティストたちだ。なかでも長年にわたり不動の女王として君臨する松田聖子や、圧倒的なパフォーマンスで客席を魅了し続ける郷ひろみの公演は、発表と同時にチケットが激しい争奪戦となることで知られている。
例えば、ファンの間で伝説的な人気を誇る松田聖子 プレミアムクリスマスディナーショーなどは、1枚あたり5万円から6万円台後半という強気の価格設定にもかかわらず、受付開始直後に即日完売する。ステージ間近でアーティストの息遣いまで感じられるプレミアムシートともなれば、7万円を超えることも珍しくない。それでもファンが惜しみなく足を運ぶのは、妥協のない演出と一流の食事がもたらす超高加飾な体験価値があるからに他ならない。