自身の耳にあるシワが注意すべきサインなのか、単なる加齢や寝癖によるものなのかを見極めるには、どこに注目すべきか。循環器内科医は以下の3点に注意を払うようアドバイスする。
第一に「角度と方向」だ。対耳珠(耳の穴の前の突起)付近から耳垂の縁に向かって、約45度の角度で斜めに走っているかが重要な指標となる。第二に「溝の深さと継続性」である。皮膚の表面にかすかに浮かぶ浅いシワではなく、耳垂を横断するようにしっかりと刻まれた深い溝である場合、リスクとの相関が強まる。第三に「両耳性」だ。片耳だけに認められる場合よりも、左右両方の耳たぶに明瞭なシワが存在する場合の方が、全身的な動脈硬化の進行を示唆する確率が高いとされている。