レトルトカレーをご飯ではなくうどんに合わせる際、最大の課題となるのが「塩分濃度」と「粘度(とろみ)」のバランスです。ご飯用のカレーは小麦粉や油脂の配合がご飯に合うよう設計されているため、そのまま麺にかけると重たくなりすぎ、麺とスープの一体感が損なわれてしまいます。
そこで重要になるのが、蕎麦屋やうどん屋が実践している「和風出汁による伸ばし」です。ベースとなるカレーの風味を損なわずに旨味を何倍にも引き上げる、失敗しない配合比率は以下の通りです。
◆ 定番・めんつゆ仕立ての黄金比(1人前)
・お好みのレトルトカレー:1袋(約180〜200g)
・水:150ml〜200ml
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2(2倍濃縮なら大さじ3、ストレートなら大さじ5〜6)
・みりん:小さじ1(味の角を取り、上品な艶と甘みをプラス)
・水溶き片栗粉:片栗粉小さじ1+水小さじ2(スープにとろみをつけ麺に絡ませる)
上品ですっきりとした関西風の味わいを目指すなら、レトルトカレーと白だしの組み合わせが最適です。「水200ml+白だし大さじ1.5〜2+みりん小さじ1」で伸ばすことで、カレーのスパイシーさを保ちつつ、魚介エキスの深い余韻を存分に引き出すことができます。