レコード大賞の主催は公益社団法人日本作曲家協会であり、TBS系列が後援・生放送を担当しています。公式に定められた日本作曲家協会審査基準では、「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著であること」「優れた歌唱によって生かされた作品であること」「大衆の強い支持を得て、その年の世相を象徴した作品であること」が三位一体となって審査されます。
この厳正な審査結果を生放送のクライマックスで読み上げる歴代司会者の存在も、番組の権威と緊張感を支えてきました。第1回から長年司会を務め「レコ大の顔」となった高橋圭三アナウンサーをはじめ、黒柳徹子、堺正章が長年にわたり番組を牽引。堺正章は1996年から2011年まで16年連続で総合司会を務め、数々の名場面を演出しました。
現在はTBSの看板アナウンサーである安住紳一郎が総合司会を担当し、女性司会者には仲間由紀恵、綾瀬はるか、吉岡里帆、川口春奈など、その年を代表するトップ女優が華を添えるスタイルが定着しています。生放送ならではの張り詰めた空気の中、受賞の瞬間に溢れ出る涙と言葉を引き出す司会進行は、年末の大型特番としての完成度を極限まで高めています。