個人間送金のインフラとして急速に普及した「ことら送金」(10万円以下の送金を手数料無料で即時実行できる金融機関共通インフラ)。ここで利用者の間で大きな議論を呼んでいるのが、ことら送金ゆうちょ対応状況です。
金融関係者の取材およびシステム接続状況の調査によると、メガバンクや多くの地方銀行がことら送金に標準対応する一方で、ゆうちょ銀行は独自の「ゆうちょPay」や自社アプリ網を優先しており、ことら送金プラットフォームへの直接接続を見送っている状況が続いています。この独自路線に対し、ネット掲示板やSNSでは次のような生の声が数多く確認されます。
「友人間での割り勘や家族への仕送りで、相手がゆうちょ銀行だとことら送金が使えずに困る」
「ゆうちょ宛てに少額を送りたいだけなのに、他行から直接振り込むと手数料が引かれてしまう」
このようなインフラの分断を回避するためには、リテール決済ハブである「エアウォレット(COIN+)」を活用する方法が定着しています。リクルートと三菱UFJ銀行が合弁で提供するCOIN+は、ゆうちょ銀行からのチャージおよび他行への出金が回数無制限で手数料無料となっており、ことら送金の代替ネットワークとして実務上非常に強力です。