近年、特に世代間での認知ギャップが顕著なのが「🥲」と「😂」の扱いです。デジタルネイティブ世代とそれ以前の世代では、絵文字に対する記号的解釈が根本から異なります。
笑顔で一滴涙 絵文字の意味(🥲)は、2020年秋にUnicodeに追加されて以降、Z世代を中心に急速に普及しました。「辛いけれど笑ってやり過ごす」「皮肉な現実を受け入れる」という、複雑でアンビバレントな心情を1文字で表現できるため、インスタのストーリーやXでの投稿で絶大な支持を集めています。
対照的に、かつて世界で最も使われた絵文字である「😂(泣き笑い)」は、現在大きな過渡期を迎えています。泣き笑い絵文字 おじさん構文という言説がネット上で定着した背景には、過剰な感情アピールや文末を無理にポジティブに繕おうとする「昭和・平成的気遣い」への違和感があります。現在のトレンドでは、大笑いを表現する際も「😂」ではなく「草」「笑」、あるいは「💀(面白すぎて死ぬ)」といった表現へのシフトが観測されています。