浴槽に塩化マグネシウムを入れるにあたり、最も注意すべきが「給湯器や配管を傷めないか」という問題です。一般的に、金属を腐食させる最大の要因は「塩分(塩化ナトリウム)」と「硫黄」です。市販されている入浴用塩化マグネシウムフレークの多くは塩分を徹底除去した高純度仕様のため、基本的には風呂釜を直接傷める心配はありません。
ただし、リスクを完全にゼロにするためには以下の運用ルールを徹底してください。
追い焚き機能を使うこと自体は可能ですが、入浴剤が濃縮された残り湯を何日も循環させ続ける行為は避けるべきです。銅配管やゴムパッキンへの長期的な負荷を考慮し、入浴後は速やかに排水し、半月に1度程度は風呂釜洗浄剤で循環配管内をクリアにする運用が推奨されます。なお、大理石や木製の浴槽、特殊な24時間風呂システムでは変色やセンサー誤作動の恐れがあるため、事前に取扱説明書を確認してください。