現代の解析環境と実戦データの蓄積によって、花さか爺の能力値配分はかつてないほど精密に可視化された。最高峰の妖力と高水準のまもり。この二重の盾が、あらゆる致死ダメージからパーティーを救い出す。必殺技「満開サクラサク」による全体蘇生と全回復のコンボは、敵陣の計算を根底から覆す破壊力を持つ。
だが、その玉座へ至る道は険しい。封印を解くための「解放条件」こそが、多くのプレイヤーにとって最大の関門であり続けた。ニンテンドー3DS版から受け継がれた封印妖怪の収集システムは、綿密なルート構築なしには突破できない。
特に難関とされる「メカブちゃん」や「ざしきわら神」、さらにはイベント連動や特定ダンジョンでのみ姿を現すキー妖怪たち。日野晃博氏が率いる開発陣が仕掛けたこの重厚な収集ギミックは、単なる作業ではなく、プレイヤーを各地へ旅立たせる冒険譚そのものだった。知られざる解放ルートとして知られる特定パトロールミッションの周回や、低確率出現エネミーのテーブル固定法など、熟練者たちの間で秘匿されてきた手法が今、確固たるセオリーとして定着している。