アニメ『亜人』および東宝が配給を手掛けた劇場版アニメ(制作:ポリゴン・ピクチュアズ)では、原作漫画の連載中だったこともあり、独自のアプローチで結末が描かれた。3DCGを駆使した緊迫感あふれる戦闘シーンは、映像作品ならではのダイナミズムを強調している。
アニメ版のラストでは、米軍の介入や大規模な爆破工作が絡み合い、佐藤は米軍の手によって捕獲・移送される展開を迎える。しかし、輸送機の機内で佐藤が拘束を破り、再び不敵な笑みを見せてフェードアウトするという、より映画的で不穏なクリフハンガーが採用された。原作の「静寂な封印」に対し、アニメ版は「終わらない悪夢」を強く印象づける構成となっている。