実務では、本文だけでなく「表組み」「箇条書き」「段落改行」で意図しない余白が発生し、レイアウトが崩壊するトラブルが多く見られます。それぞれの構造に合わせた対策を押さえておきましょう。
1. Wordの表の中で行間を狭くする
表内のセルに文字を入力した際、不自然に縦幅が広がってしまう原因は、セル内の段落余白とセルの上下マージンです。表全体を選択し、「段落の設定」から「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」を外した上で、「段落前」「段落後」の数値を「0行」に設定します。さらに「表のプロパティ」>「セル」>「オプション」で上下の余白を0mmに詰めることで、コンパクトな表組みが完成します。
2. ワードの箇条書きで行間を詰める
箇条書きを設定すると、各項目の上下に標準スタイル特有の隙間が追加されます。箇条書き全体を選択して段落設定を開き、「同じスタイルの場合は段落間にスペースを追加しない」にチェックを入れることで、各行が引き締まり一体感のあるリストになります。
3. 改行すると行間が広すぎる問題(EnterとShift+Enter)
「改行(Enter)」を押した際に1行分以上の大きな隙間が空く場合、それは改行ではなく「新しい段落」が作成され、「段落後の余白」が自動適用されている状態です。同一段落内で単純に改行したい場合はShift + Enter(段落内改行)を使用するか、段落設定で「段落後」を0ptに設定することで、広すぎる行間を解消できます。