Q1:年末ジャンボで1等が当たる確率と飛行機が墜落する確率は、厳密にはどちらが高いですか?
A1:統計の母集団によってわずかな前後がありますが、年末ジャンボ1等の当せん確率は「2,000万分の1(0.000005%)」です。一方で先進国の主要エアラインで民間航空機が致命的な墜落事故に遭う確率は「およそ1,100万分の1〜3,000万分の1」と推計されています。数学的にはほぼ同等の驚異的な低確率であり、運航会社や年ごとの安全推移によっては「宝くじの1等に当たるほうが、飛行機事故に遭うより起こりやすい」とすら言えるレベルです。
Q2:万が一の飛行機事故の際、生存率が高い「最も安全な座席」は存在しますか?
A2:米タイム誌やポピュラー・メカニクス誌が過去の航空事故データを分析した結果では、機体後方の座席や主翼の非常口座席付近の生存率がやや高い傾向が示されています。しかし事故の態様(着陸時のトラブル、衝突角度、火災発生箇所など)によって安全な場所は常に変動します。専門家の一致した見解としては、「座席の位置よりも、搭乗時に非常口の位置を指差し確認しておくこと」「離着陸時に靴を履き、シートベルトを骨盤の低い位置でしっかり締めておくこと」のほうが生存率を圧倒的に高めます。
Q3:地球温暖化で増えている乱気流によって飛行機が墜落することはありますか?
A3:現代の大型旅客機が激しい乱気流そのものによって空中分解したり墜落したりすることは、工学的にほぼあり得ません。旅客機の主翼は限界荷重試験において90度近く曲げても折れない極めて高い柔軟性と強度を持っています。乱気流による重大な被害の大半は、機体の破損ではなく「シートベルトを締めていなかった乗客が天井や荷物入れに激突して骨折・打撲する」人身事故です。着席中は常にサインに関わらずベルトを締めておくことが最大の自衛策です。