国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて、フィリピンイーグルは最も絶滅リスクが高い「深刻な危機(CR)」に分類されている。単一の国や団体だけの力では、この巨大な鳥が生き返るための広大な生態系を維持することは不可能だ。
世界自然保護基金(WWF)をはじめとする国際NGOは、現地政府や地元の先住民コミュニティと手を組み、森林保全ゾーンの策定や違法伐採の監視ネットワークを構築している。森林を守ることは、絶滅危惧種であるフィリピンイーグルを保護するだけでなく、地域社会の水源や炭素固定機能を守ることと同義なのだ。