両津の暴走を語る上で欠かせないのが、派出所の同僚である中川圭一と秋本・カトリーヌ・麗子の二人だ。世界的な大財閥の御曹司である中川と、ハイブランドを身に纏う社長令嬢の麗子。超一流のセレブでありながら派出所に勤務する彼らは、両津の突飛な行動に巻き込まれる最高の相棒として機能している。
中川が所有するスーパーカーやプライベートジェットを両津が勝手に乗り回して破壊するシーンや、麗子の美貌とスタイルに群がる男たちを両津が商売に利用しようとする展開は、派出所の日常を彩る定番のコントだ。しかし、ただの振り回され役にとどまらず、両津の危機には全力で手を貸す二人の信頼関係こそが、作品全体に心地よい温かみを与えている。