コンクリートと排気ガス——そんな昭和・平成期のイメージは急速に過去の遺物となりつつある。名和北周辺の沿道エリアには、水素ステーションを併設した大規模なグリーンパークや、太陽光パネルを全面に配置した商業複合施設が相次いでオープンした。
建設にあたっては景観ガイドラインが厳格に適用され、工場群の壁面緑化や遊休地の公園化が進められた。週末になると、かつてトラックが埋め尽くしていた旧道沿いのオープンカフェで、ファミリー層が憩う風景も見られる。無機質な産業道路だった場所が、都市生活の場として息を吹き返し始めているのだ。