研究成果を実社会の経済や市民生活に還元する試みとして、「北大阪健康医療都市(健都)プロジェクト」が異彩を放っている。国立循環器病研究センターを中心に、製薬企業、IT企業、研究機関が集積するオープンイノベーションの拠点が完成。産学官が一体となった先進的な実証実験が目白押しだ。
ここでは、次世代の医療機器開発だけでなく、バイオデータを取り入れたウェアラブル端末や予防食の開発など、医療・ヘルスケア産業全体の活性化を図る取り組みが加速している。病気になってから治すのではなく、生活の中で病気を未然に防ぐ。健都から発信される新しいライフスタイルは、日本全国、そして世界へと波及し始めている。