梨花のキャリアを語る際、自身がトータルプロデュースを手掛け大ヒットを記録したライフスタイルショップ「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」の存在を外すことはできない。東京・代官山を拠点に一大ムーブメントを巻き起こした同ブランドの閉店は、彼女にとってビジネス上の大きな区切りとなった。
ブランドの成功と幕引きを経て、彼女の表現世界はより内面的で研ぎ澄まされた方向へとシフトしていく。大きな事業を牽引する重圧から解放された後、自分自身の人生をいかにデザインするかという次の問いに向き合うことになったのだ。