「妥協した肉を店頭に並べるくらいなら、暖簾をたたんだ方がいい」そう語るのは、川井繁(代表者・店主)だ。肉の仕入れにおける目利きは一朝一夕で身につくものではない。血統、肥育環境、そして脂の融点までを見極める鋭い眼力こそが、この店の骨格を形成している。
特に同店が強い誇りを持つのが、地元が誇るブランド牛「讃岐牛」と厳選された黒毛和牛だ。オリーブを食べて育つ讃岐牛の脂は、驚くほどあっさりとしながらも深いコクを持つ。川井繁(代表者・店主)は毎朝、自らの手で肉の状態を確認し、最も美味しいカットと厚みを追求する。肉という命ある素材に対する徹底した敬意が、すべての商品に宿っているのだ。