耳郎響香を語る上で絶対に外せないのが、雄英高校文化祭エピソードです。両親がプロのミュージシャンである彼女は、幼少期から卓越した音楽センスを叩き込まれて育ちました。しかし、「音楽ではなくヒーローの道に進みたい」と打ち明けた際の葛藤を長く心に抱えていました。
文化祭のバンド結成時、彼女が作詞・ボーカルを担当して披露したオリジナル楽曲『Hero too』は、エリをはじめとする観客のトラウマや不安を吹き飛ばし、雄英全体を笑顔で包み込みました。
「音楽で誰かを元気にすることもまた、人を救うヒーローの力である」と確信を得たこのステージは、耳郎響香というキャラクターの内面的救済と成長を象徴する屈指のハイライトです。アニメ版で披露された本格的なロックサウンドは世界中のファンを熱狂させ、各種配信チャートでも上位を席巻しました。