いわしは単に安くて美味しいだけでなく、極めて高い健康効果を秘めたスーパーフードです。いわし天ぷらのカロリーと栄養効果に目を向けると、いわし1尾(可食部約60g)あたり約120〜140kcal(衣と油を含む)となります。特筆すべきは、血液をサラサラにして中性脂肪を減らすオメガ3系多価不飽和脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)およびEPA(エイコサペンタエン酸)、骨の形成を助けるカルシウムとビタミンDが豊富に含まれている点です。加熱による酸化を防ぐためにも、揚げたてを速やかに食べることが栄養面からも理にかなっています。
メインがいわしの天ぷらの場合、献立の「もう一品」にはどのような副菜を合わせるべきでしょうか。揚げ物の脂質と魚の旨味を引き立てるには、以下のバランスが理想的です。
- 副菜(酸味・食物繊維):きゅうりとワカメとタコの酢の物、またはトマトと玉ねぎの和風和え。酢の酸味と食物繊維が脂質の吸収を穏やかにし、口内をリフレッシュさせます。
- 小鉢(ビタミン・彩り):ほうれん草や小松菜のお浸し、ナスの煮浸し。天ぷらで不足しがちな葉酸やβカロテンを補給します。
- 汁物(温活・発酵食品):根菜(ごぼう・大根・人参)がたっぷり入った具だくさん豚汁や、なめこと豆腐の赤だし味噌汁。