病院へ足を運ぶ前に、現在の痛みがどの組織に由来しているのか、尺骨頭痛いセルフチェックを実施して客観的な状態を把握することが重要です。以下のテストで強い痛みが走る場合は、自己判断での運動を直ちに中止してください。
【セルフチェックの手順】
1. 尺骨頭陥凹部圧迫テスト(Fovea Sign):手のひらを下に向け、小指側の突き出た骨(尺骨頭)のすぐ手首寄りにあるくぼみを指先で強く押す。飛び上がるような痛みがあればTFCC損傷の疑いが濃厚です。
2. 手関節尺屈テスト:肘を直角に曲げ、前腕を固定した状態で手首を小指側にグッと曲げる。尺骨頭の上が痛む場合は尺側手根伸筋腱炎が疑われます。
3. デスクプッシュテスト:椅子に座った状態で両手を机の下に入れ、手の甲を上にしたまま机を下から持ち上げるように力を入れる。小指側にズキッと痛みが走る場合はTFCCに強い牽引負荷がかかっています。
症状ごとの客観的な臨床指標と特徴を以下の比較表にまとめました。