健康を脅かす「ワースト食品」の共通項を探ると、明確な3つの要素が浮かび上がる。それがトランス脂肪酸、過剰な精製糖、そして潜伏する高塩分だ。特にマーガリンやショートニング、スナック菓子、揚げ物などに含まれるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを跳ね上げ、動脈硬化を急速に進行させる危険な油脂として世界中で規制が進んでいる。
さらに、冷凍食品や加工肉(ハム・ソーセージなど)に潜む過剰な塩分と発色剤の組み合わせは、高血圧や胃ガンのリスク要因だ。カリッと揚がったポテトチップスや甘い清涼飲料水は、脳の報酬系を直接刺激する。一口の快楽と引き換えに血管が傷つき、細胞が酸化していくプロセスは、まさに静かな自傷行為と言わざるを得ない。