カメラマンたちのシャッター音が響くのは、渡良瀬遊水地(谷中湖)の周囲を取り囲む北堤防や道の駅「かぞわたらせ」付近の展望スペースだ。ハート形の谷中湖を前景に配置し、背後にそびえる筑波山や日光連山を背景として煙の柱を捉えるアングルは、写真愛好家にとって屈指の人気を誇る。
炎がピークに達する午前9時過ぎ、黒煙と白煙が青空を二分するように立ち昇る。長望遠レンズで切り取る炎のアップも力強いが、広角レンズで大地全体が燻るドラマチックな全景を収めるのも面白い。ただし、堤防上は三脚が林立し非常に混雑するため、歩行者の動線を塞がない配慮が求められる。