素材の良さを最大限に活かしながら、膨張して見せないための実践的なスタイリングテクニックをプロの視点から伝授します。
1. メイク術:脱・平面的!「立体感と透明感」を生み出すポイント
大福顔のメイクでやってはいけない最大のタブーは、輪郭を削ろうとして濃い茶色のシェーディングをフェイスラインに太く塗りたくることです。かえって肌の透明感を濁らせ、不自然な影を作ってしまいます。
- ベースメイクは「水光ツヤ肌」に:マットファンデーションで塗りつぶすと本物の和菓子のように平坦に見えてしまいます。ピンクやラベンダー系のコントロールカラーでくすみを飛ばし、リキッドファンデーションを薄く密着させます。
- チークは頬の高い位置にふんわりと:頬骨の下に斜めに入れるのではなく、黒目の下あたりから外側に向かって、ペールピンクやミルキーコーラルを楕円形にぼかします。内側から上気したような血色感を演出しましょう。
- ハイライトで縦の光を作る:鼻筋の付け根、目頭、あご先にチョンと光を置くことで、丸顔の中に自然な縦の立体感が生まれ、引き締まった印象に仕上がります。
2. 似合う髪型:輪郭を包み込み、くびれを作る「ひし形シルエット」
重たいワイドバング(横に広いパッツン前髪)は、顔の横幅を強調してしまうため避けましょう。目指すべきは「ひし形バランス」です。
- シースルーバング×サイドバング:おでこが透けて見える薄めの前髪にすることで縦の抜け感を作り、こめかみから頬骨をカバーする後れ毛(サイドバング)を長めに残します。
- レイヤーカットで首元にくびれを:ボブやミディアムヘアの場合、毛先を重く残さず、アゴ下にくびれができるレイヤースタイルを選ぶと、フェイスラインが劇的にすっきりと見えます。
- トップのボリュームを意識:分け目を少しジグザグにしてトップをふんわり立ち上げるだけで、顔全体の黄金比が整います。
3. 簡単3分マッサージ:ふっくら感を残して「むくみ」だけを流す
朝のスキンケア時、乳液やオイルを塗った状態で首周りのリンパを流す習慣を取り入れましょう。
- 親指と人差し指でアゴ先を挟み、耳の下に向かってフェイスラインを5回すべらせる。
- 耳の下の窪み(耳下腺)を中指で優しくプッシュし、そのまま首の筋を通って鎖骨へと老廃物を流す。
- 鎖骨の上のくぼみを指先で軽く外側へ流す(左右各3回)。
※頬の肉を強く揉みしだくと肌のたるみの原因になります。骨のキワと首のリンパに沿って優しく流すのが鉄則です。