番組の最大の推進力となっているのが、一度聴いたら耳から離れない楽曲群と、思わず身体が動き出すダンスです。オープニングを飾る「ボクらの ほしの ミラクル」をはじめ、長年愛される名曲「ハッピー・ジャムジャム」、PUFFYが歌うエンディングテーマ「トモダチのわお!」など、第一線で活躍するトップアーティストや作曲家が手掛けたハイクオリティな楽曲が惜しみなく投入されています。
これらは単に子ども受けを狙った簡易なメロディではなく、ポリリズムや豊かな転調、洗練されたアコースティックサウンドが盛り込まれており、大人の鑑賞にも耐えうる音楽的深みを持っています。振付も子どもの粗大運動(全身を使うダイナミックな動き)の発達段階を考慮して設計されており、リズム感と基礎体力の向上を自然に促す仕掛けが施されています。
また、キャラクターに命を吹き込む声優陣の職人技も見逃せません。主人公・しまじろう役を務める南央美、みみりん役の高橋美紀、とりっぴい役の山崎たくみ、にゃっきい役の鈴木真仁といったベテラン陣は、30年以上にわたり築き上げられてきた世界観を大切に継承しています。
声優陣が過去のインタビューや特番で明かしているのは、「子どもたちを決して見下ろさず、同じ目線・同じ呼吸で対話する」という徹底した演技方針です。失敗して泣いてしまう場面でも、安易な解決に逃げず、心の揺らぎを丁寧なニュアンスで表現することで、視聴している子どもたちの共感力や他者への思いやりを育んでいます。