近年、特に大型店舗やアミューズメントチェーンで急増しているのが、2本の棒がハの字に開いている「末広がり」設定です。手前が狭く奥が広い構造になっているため、視覚的には「奥へ行けば簡単に落ちるのではないか」と錯覚させられます。
しかし、無計画に奥へ運ぼうとすると、バーに箱の底面がべったり乗っかってしまい完全に詰む(動かなくなる)罠が仕掛けられています。クレーンゲームの末広がり設定の攻略における鉄則は、「箱を立てて奥の広くなっているスペースへ滑り落とす」ことです。
基本戦術は、箱の奥側を左右交互に持ち上げて少しずつ広い方へ送り出す「スライド送り」です。このとき、箱の長辺と短辺の長さをバーの間隔と見比べることが欠かせません。バーの幅が箱の横幅を超えた瞬間、重心を支えているバーの外側へ爪を通し、景品を回転させる「ひねり技」を加えることで、一気に奈落の底へと落とし込めます。