爪の異変に気づいた際、最初に向かうべきは一般皮膚科または大学病院などの皮膚腫瘍科です。診察ではまず「ダーモスコピー」と呼ばれる特殊な拡大鏡を用いた非侵襲検査が行われます。
ダーモスコピーを用いれば、肉眼では見えない爪甲内の色素配列(規則正しい平行パターンか、乱れた不均一な線か)を痛みを伴わずに瞬時に観察できます。内出血であれば丸みを帯びた血豆のような均一な塊として映り、メラノーマであれば不規則に乱れた色素線として識別されます。
検査費用に関しては、ダーモスコピー検査自体は保険適用であり、3割負担の方であれば初再診料を含めても1,000円〜2,000円前後で受けることが可能です。ダーモスコピーで悪性が疑われた場合は、爪の一部や爪母組織を採取して顕微鏡で確定診断を行う「生検(組織検査)」へ進みます。