ざんまい厚木店を訪れた者が必ず直面するのが、サイドメニューの常識を遥かに超越した「視覚的インパクト」です。その象徴が、ほぼすべてのテーブルで注文される看板商品「ざんまいサラダ」です。
運ばれてきた瞬間、初めて訪れた客からは確実にどよめきが起こります。大皿の上に天高くそびえ立つ千切りキャベツの山は、優に半玉分以上、重量にして数百グラムに達します。現場でスタッフが「こちら5〜6人前ほどございますが、ハーフサイズにされますか?」と親切に確認を入れる光景は日常茶飯事です。シャキシャキのキャベツには特製のコク旨ドレッシングが惜しみなくかけられており、脂の乗った焼肉の合間に挟むことで無限に箸が進む絶妙な箸休めとして機能します。
そしてもう一つの名物が、昔話の挿絵から飛び出してきたかのような「ざんまい厚木の大盛りご飯」です。丼の上に限界まで押し固められ、まるでマンガのようにそびえ立つ白米は重量約1kgクラス。並盛や半ライスですら一般的な飲食店の普通盛り〜大盛りに匹敵するため、安易な気持ちで大盛りを頼むとテーブル上がパニックに陥ります。タレをたっぷり絡めた香ばしいカルビを白米の上にバウンドさせ、豪快に掻き込む体験は、現代の外食が忘れかけていた根源的な「食の快感」を満たしてくれます。