全国へ迅速に荷物を届けるレターパックですが、記入不備によるトラブルの筆頭が「品名欄の曖昧さ」です。日本郵便の航空保安体制では、内容物が航空危険物に該当しないか厳密にチェックされています。ここに「日用品」「雑貨」「小物」「書類等」といった抽象的な記載をすると、X線検査等の保安基準を満たせず、航空機への搭載が拒否されてトラックや船舶による陸送へ自動切り替えされます。その結果、本来翌日〜翌々日に届くはずの荷物が3〜5日以上遅延する事態に直結します。
確実に最短日数で届けるためには、品名欄に具体的かつ材質や状態が把握できる表記を行う必要があります。
- 衣類の場合:「衣類(綿製Tシャツ2枚・アクリルセーター)」
- 書籍・メディア類:「書籍(雑誌・単行本)」「CD・DVD(リチウム電池なし)」
- 文具・事務用品:「文房具(ノート・金属製ハサミなし・水性ペン)」
- 化粧品・健康食品:「化粧品(アルコールフリー乳液・固形石鹸・非危険物)」
- 電子機器類:「小型電子機器(内蔵リチウムイオン電池なし・USBケーブル)」
また、「レターパックの電話番号は書かないでも送れるのか」という疑問を持つユーザーは少なくありません。規約上、電話番号の記入がなくても引受自体は拒絶されませんが、実務上は電話番号の未記入が不達返送の直接原因になるケースが多発しています。例えば「マンションの部屋番号抜け」「表札の不一致」「転居届の確認」「オートロックによる不在」などが発生した際、電話番号があれば配達員がその場で連絡を取り配達を完了できます。番号がない場合、確認手段がないためそのまま差出人へ返送されるリスクが跳ね上がります。