Q1:Vもぎと駿台模試で偏差値が大きく異なりますが、志望校判定はどちらを信じるべきですか?
A1:志望校の出題レベルと受験層によって参照すべき模試が明確に分かれます。都立高校(進学指導重点校を含む)や一般的な私立高校の併願優遇判定を基準にする場合はVもぎ(またはWもぎ)を信頼してください。一方、開成、国立附属(筑駒・学芸大・お茶の水)、早慶附属などの最難関校を受験する場合は、上位層が母集団となっている駿台模試の偏差値と合格判定を指標にする必要があります。
Q2:東京都の高校授業料無償化で、私立高校の入試難易度は全体的に上がっていますか?
A2:はい、特に中堅上位〜難関私立高校(偏差値60〜68帯)の倍率と難易度は明確に上昇しています。所得制限撤廃に伴い、私立を第一志望とする専願受験者や、併願優遇を利用して私立を抑えにする都立上位受験生が増加したため、各校とも優遇基準の内申点を引き上げたり、一般入試の実質倍率が2倍〜3倍台後半へ跳ね上がったりする現象が起きています。
Q3:内申点が足りない場合、都立自校作成校の当日学力検査で大逆転合格は可能ですか?
A3:不可能ではありませんが、極めて難易度が高いのが実情です。都立の学力検査と調査書の配点比率は7対3ですが、自校作成問題は受験者平均点が国数英で50〜60点台にとどまる難問です。内申点で換算5点(総合得点で約23点相当)のビハインドがある場合、自校作成3教科のいずれかで他の受験生より1問〜2問分多く正解する必要があります。直前の過去問演習で合格最低点を大幅に超える得点力が安定して出せない限り、無謀な特攻は推奨されません。