早稲田大学教育学部の偏差値と難易度!穴場学科の罠と合否の分かれ目の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
早稲田大学教育学部の最大の特徴は、単一学部の中に人文科学、社会科学、自然科学のすべてが凝縮されている点にあります。学部内には7学科(教育学科、国語国文学科、英語英文学科、社会科、理学科、数学科、複合文化学科)が設置され、専修単位で細分化された募集が行われています。志望校選定においてまず直視すべきは、大手予備校が公表する客観的な難易度指標です。
河合塾の最新偏差値データや共通テスト利用入試における得点比率をもとに、各学科・専修の立ち位置を精緻にマッピングした一覧が以下の表です。
学科・専修名詳細・数値データ(河合塾偏差値 / 共テボーダー)一般的な基準・相場(早大他学部対比)編集部の見解・評価教育学科(教育学・生涯教育学・初等教育学)偏差値 62.5〜65.0
共テ得点率 81%〜84%文学部・人間科学部と同水準初等教育学専修は教員志望の専願層が多く、倍率の割にボーダーが安定している傾向。国語国文学科偏差値 65.0
共テ得点率 83%〜85%文学部日本文学コースと同格国語の難問記述に対応できる古典・近代文学のスペシャリストが集い、文系上位の安定感を誇る。英語英文学科偏差値 65.0〜67.5
共テ得点率 84%〜87%国際教養学部・商学部に迫る難度英語の配点が高く、他大学難関外国語学部との併願層が流入。文系内のトップグループ。社会科(地理歴史・公共市民学)偏差値 65.0〜67.5
共テ得点率 85%〜88%社会科学部・法学部に肉薄地歴選択者のハイレベルな争い。社会科学系志望者の実質的な第二志望受け皿として極めて高難度。理学科(生物学・地球科学)偏差値 62.5
共テ得点率 79%〜82%先進理工・基幹理工の下位専攻水準私立理系の中では穴場視されやすいが、理科2科目課される方式など負担は決して小さくない。数学科偏差値 62.5〜65.0
共テ得点率 81%〜84%基幹理工学部学系1に匹敵数学1教科勝負の配点比率が高く、突出した数学力を持つ単科強者が集結する隠れ激戦区。複合文化学科偏差値 65.0
共テ得点率 83%〜86%文化構想学部とほぼ同列学際的なカリキュラムで人気が高く、教員免許取得を前提としない一般企業志望者が多数集中。※数値は河合塾入試難易予想ランキングおよび大学公表データを統合した編集部推計値。
早稲田大学内部における序列を俯瞰すると、文系では政治経済学部や法学部が頂点に立ち、商学部、社会科学部、文学部、文化構想学部と続きます。教育学部は全体平均で見ると文学部や文化構想学部と同等か、やや下位に位置付けられることが一般的です。しかし、英語英文学科や社会科地理歴史専修に関しては、商学部や社会科学部の合格ラインと完全に重複しており、決して「学部名だけで一括りに格付けできる難易度ではない」という構造が見て取れます。