B型インフルエンザの下痢はなぜ続く?下痢止め厳禁の真相と最新対処法

B型インフルエンザの下痢はなぜ続く?下痢止め厳禁の真相と最新対処法

B型インフルエンザの下痢はなぜ続く?下痢止め厳禁の真相と最新対処法の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

2026年シーズンの感染動向において、感染症専門医や公衆衛生関係者が一様に警戒を強めているのが、B型インフルエンザの立ち上がりの異例の早さです。厚生労働省や各自治体の感染症発生動向調査によると、通常は冬の後半(2月〜3月)に流行の主役となるB型が、2026年は1月第1週から急激に検出割合を伸ばし、全国各地で警報レベルの基準値を超える事態となっています。

都内の小児科クリニック院長は、今シーズンの現場の様子を次のように語ります。「毎日のように受診される患者さんのうち、A型ではなくB型の陽性反応を示すケースが圧倒的に多くなっています。特に顕著なのが、問診票に『腹痛』『頻回の下痢』『悪心・嘔吐』と記載されている割合の高さです。通常のA型であれば高熱と咳・咽頭痛が前面に出ますが、今季のB型は第一声で『お腹を壊して立ち上がれない』と訴える方が目立ちます」。

全国の定点医療機関から集積された中間報告データでも、2026年シーズンのB型インフルエンザ感染者のうち、下痢を主訴または併発症状とする割合は35%超に達しています。この数値は、過去数年間のシーズン平均(およそ15〜20%)と比較しても突出しており、単なる呼吸器疾患として構えていると初動対応を見誤るリスクを浮き彫りにしています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。