SNSや知恵袋などの飼い主コミュニティを観察すると、「愛猫が足の間に来てくれるのは最高の幸せだが、翌朝起きると腰や股関節が激痛に襲われる」という切実な声が数多く見られます。
都内の猫カフェオーナーや多頭飼育者の証言によると、「猫が足の間に挟まっていると、無意識のうちに寝返りを我慢してしまい、数時間同じ姿勢で固まってしまう」ことが常態化している飼い主が後を絶ちません。人間は一晩に20〜30回ほどの寝返りを打つことで血流を促し、筋肉の緊張をリセットしていますが、これが阻害されると慢性的な腰痛や起床時の疲労感につながります。
そこで実践したいのが、猫が足の間で寝て動けない時の対処法です。
愛猫の安眠を妨げずに飼い主の体を守るための3つのステップを紹介します。
ステップ1:両足の間に「専用クッションや丸めたバスタオル」を挟む
就寝時からあらかじめ両足の間に縦長のクッションや、飼い主の匂いがついた厚手のバスタオルを敷いておきます。猫はそのクッションの窪みに収まるため、飼い主が少し足を動かしても直接猫に圧力がかかりにくく、足の負担を大きく軽減できます。
ステップ2:ミリ単位でゆっくりと足を抜き、横向きの体勢へスライドする
急にバッと足を動かすと猫はパニックを起こして爪を立てたり、恐怖から逃げ出したりします。足を抜く際は、息を吐きながら1〜2分かけてゆっくりと片足ずつ横へスライドさせます。空いたスペースに抱き枕やすぐそばの毛布をそっと滑り込ませれば、猫は体温のぬくもりを失わずにそのまま眠り続けます。
ステップ3:枕元や脇に「高さと囲み」のあるサブ寝床を常設する
ベッドのすぐ横に、フチが高くなっているドーム型ベッドやすり鉢型の猫用ベッドを配置します。足の間に一度入ってきた猫を優しく撫でながら、その専用ベッドへと誘導する習慣をつけることで、徐々に足の間以外の定位置へとシフトさせることが可能です。