刃を安全に折ることができても、その後の処分を誤れば社会的責任を問われることになります。折れた刃はれっきとした凶器であり、可燃ゴミやビニール袋にそのまま放り込む行為は厳禁です。
折れた刃の安全な処分における基本フローは以下の通りです。
ステップ1:破片の封じ込め
最も確実なのは、オルファのポキなどの刃折器をそのまま満杯になるまで使い、容器ごと処分する方法です。容器がない場合は、不要になった空き缶(アルミ・スチール)のスリットに投入するか、厚紙やダンボール紙で破片を強固に挟み込み、四方をガムテープで完全に密閉します。
ステップ2:自治体ルールの確認と「危険」表示
多くの自治体では、折れ刃は「不燃ゴミ」「金属ゴミ」「危険ゴミ」に区分されます。包んだ外側に油性マジックで「カッター刃 危険」「キケン 割れ刃在中」と大きく赤字で明記することが全国共通の現場マナーです。清掃員が袋を持ち上げた際、突き出した刃で手首や太ももを切創する事故を未然に防ぐ配慮が不可欠です。