物理重要問題集を開いて挫折してしまう最大の原因は、掲載されている問題のレベル差を意識せずに1番から順番に解こうとすることにあります。本書は主に「A問題」と「B問題」の2層構造(巻末にさらに高難度の巻頭・巻末特集がある年度もあります)に分かれています。
物理重要問題集のA問題とB問題の違いは明確です。
【A問題(全体の約8割)】
地方国公立やMARCH・関関同立で必ず正解すべき「入試標準・典型問題」です。物理現象の基本モデルを網羅しており、このA問題を瞬時に解法が思い浮かぶまで繰り返すことが実力アップの核となります。
【B問題(全体の約2割)】
旧帝大や難関私大、国公立医学部で合否を分ける「応用・発展問題」です。複数分野の融合問題や、計算が複雑な難問が並びます。
挫折を防ぐ裏ワザは、「1周目はB問題を完全に無視してA問題だけを一周する」ことです。A問題を2〜3周して解法のストックを作った後にB問題へ挑戦すると、驚くほどスムーズに問題文の意図が読み解けるようになります。