「豆柴の子犬差し上げます」の真相|無料譲渡の罠と安全な迎え方

「豆柴の子犬差し上げます」の真相|無料譲渡の罠と安全な迎え方

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インターネット上の掲示板やSNSを巡回していると、「引っ越し先がペット禁止だった」「家族にアレルギーが出た」といったもっともらしい理由を添えて、生後数か月の豆柴を無償譲渡すると謳う投稿が散見されます。しかし、ペット業界の流通構造を取材すると、豆柴子犬相場価格は現在でも30万〜50万円前後、血統や毛色が優れた個体であれば60万円以上で取引されるのが標準的です。

これほどの高額犬種を、買い手を探す苦労もなしに見ず知らずのネットユーザーへ無償提供する動機は、経済的にも合理的ではありません。現場の動物愛護団体関係者は「市場価値の高い子犬を個人がわざわざ無料掲示板に流す理由の9割以上は、何らかの重大な瑕疵(かし)があるか、最初から犬が存在しない詐欺グループの仕掛け」と警鐘を鳴らします。豆柴差し上げますの真相は、善意のボランティア精神ではなく、情報弱者の心理的隙を突いた搾取構造にあるのが実態です。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。